レディースの防寒着の定番ダウンジャケットの選び方

作業服1

晩秋から冬になって、寒くなってくると活躍するのが防寒着です。最強の防寒着として多くの人が思い浮かべるのがダウンジャケットではないでしょうか。しかしひとくちにダウンジャケットといってもさまざまな種類があり、選び方を間違えると望んでいるような防寒機能が得られなかったりします。

本記事ではダウンジャケットの選び方について解説していきます。

防寒着を着用する理由とインナー選びの注意点

ダウンジャケットとは

作業服13

レディース用防寒着として今や定番中の定番となっているダウンジャケットですが、もともとは寒冷地の屋外で作業をするために着用する目的として開発されました。しかし今では使われている素材にいろいろな工夫がされていて用途ごとに必要な機能を選べるようになっていて、さらにデザイン性も向上しており、登山などアウトドア用に着用するだけではなく、普段のアウターとして切ることができるおしゃれなダウンジャケットも毎年登場し、たくさんの女性が購入するようになりました。

ダウンジャケットに使われている素材はダウンとフェザーの2種類になっています。ダウンジャケットのタグに記載されているものを見るとよくわかるのですが、販売されているダウンジャケットはダウンとフェザーを混在させているものが多いです。

このダウンやフェザーは主に水鳥であるガチョウや鴈、またはアヒルから採取されています。ダウンもフェザーも水鳥の羽なのですが、ダウンと呼ばれているのは一般的には水鳥の胸の羽毛のこと、フェザーというのは水鳥の羽の毛が使用されています。

このダウンとフェザーはどの鳥の羽が使われているかでダウンジャケットそのものの金額が大きく異なり、特に寒冷地域のヨーロッパ系・カナダ系のグースタウンは高級品といわれています。水鳥の胸の羽であるダウンは骨がないふわっとした形状をしており、骨がないこともあって非常に軽いのが特徴です、さらに空気を溜めやすいことから外気を遮断しやすく、防寒性に優れているといった特徴があります。

また鳥の大きさにもよりますが、1羽あたり多くても10グラム程度しか採取できないことから、ダウンの比率が高いダウンジャケットはおおむね高級品となっています。いっぽうフェザーは骨があるためダウンよりも空気を溜め込む機能に劣っているので防寒性は低いですが、そのいっぽうで通気性や弾力性にすぐれているといったメリットがあります。


まずはタウン用かアウトドア用かで購入するダウンジャケットを選ぼう

ダウンジャケットを購入する際には、まずは街中で着用するのか、登山などアウトドア用で着用するのかによって購入するダウンジャケットを選ぶようにしましょう。街歩き用で着用したいのであれば、あまり防寒性にこだわらないほうがよいでしょう、どちらかといえばデザイン性の高いものを選ぶと着用しやすいです。

なぜあまり防寒性にこだわらないほうがいいかというと、日常生活では屋外と屋内を行き来することになります。暖房が効いている屋内の場合、あまりに防寒性が高すぎるダウンジャケットを着用していると逆に汗をかいてしまって屋外に出たときに身体が冷えてしまい、風邪をひいてしまう原因になるからです。

いっぽうキャンプや登山などアウトドア用に着用するのであれば、基本的にずっと屋外で着用することになるのでデザイン性にこだわるよりも、防寒性に優れているダウンジャケットを購入するほうがよいでしょう。したがって素材としては上質なダウンをたっぷり使ったダウンジャケットが適しています。

またアウトドアでは急な天候の変化がつきものということもあり、天候の変化に対応できるように防水性を兼ね備えているダウンジャケットが理想です。こういったアウトドア用のダウンジャケットを探すのであれば、アパレルショップよりもアウトドアショップで探したほうがよいでしょう。

どんな羽が使われているか

ダウンジャケットを選ぶ際にはやはり保温性に注目しておかなければいけませんが、保温性を大きく左右するのが、そのダウンジャケットにどれくらいダウンが使用されているかです。しかし先に解説したとおり、街中用で着用するのであればあまり保温性が高くない、つまりダウンの比率があまり高くないものを選択するようにしましょう。

目安としてはダウン80%、フェザー20%くらいの比率のものが保温性もある程度あり、使い勝手もよい街中用には理想のダウンジャケットです。

またダウンジャケットのタグにはフィルパワーというものが記載されています。フィルパワーというのはそのダウンジャケットに使われている羽がどれくらいの品質のものかを示す値と思ってもらえればよいでしょう。そしてこのフィルパワーが高ければ高いほど羽毛自体のふくらみが大きく、暖かく上質なダウンジャケットです。

またこの数値が高ければ高いほど軽くなるので、防寒性と軽さを求めるのであれば注目しておきたい数値です。

生地ごとに防風性が異なる

作業服8

使用されている素材も大切ですが、ダウンジャケットの防寒性を大きく左右するものに使用されている生地があります。詳しく解説すると生地によって風をどれくらい通すかが異なるため、当然ながら風を通さない生地のほうが防寒性には優れていることになります。

防風性を求めるのであればポリエステルやナイロンなどの素材が適しており、実際にアウトドアショップで売られているダウンジャケットはほとんどがナイロン製のものです。いっぽう綿やウール素材のものは風を通しやすくなります。

風を通すとあまりダウンジャケットとしては適していないように思えますが、通気性が良いということは快適に着ることができるので、街中用であれば綿やウール素材のものも十分選択肢に入ります。


サイズはとても重要

そして、ファッション性を重視するのであればサイズ感には注意しなければいけません。ダウンジャケットは基本的にパーカーやカーディガンなどとインナーなど、ある程度重ね着をした状態で着用することになります。したがって重ね着をしている状態で着用して、ジャストふぃとするサイズのものが最適といえるでしょう。

このようなサイズのものを選びたいのであれば試着は必須です。実際にダウンジャケットを着用する際に下に着るような服を着ていって、その上から試着するのがベストでしょう。

町で着るかアウトドアできるかが重要なポイント

ダウンジャケットにはさまざまな種類のものが販売されていますが、街中で着用するかアウトドア用で着用するかで最適なダウンジャケットは大きく異なります。

アウトドア用であればダウンの比率が多い防寒性に優れたものを選ぶといいですし、街中用であればダウンの比率があまりに高すぎるものは屋内だと汗をかいてしまうので、ダウン率は80%くらいのものがよいでしょう。

関連リンク>防寒服、防寒着の通販。作業防寒着が最大65%OFF|ユニフォームタウンhttps://l-m.co.jp/warm/